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  あの日の約束 〜海〜
日時: 2014/07/23 18:14
名前: くまもん




もう、疲れちゃった


この深い海の底へ身を投げようか


そして誰も私を知らないまま消えてしまおうか


そんな時、ポケットから着信音が鳴り響いた


「海・・・きれいだよ」


わたしはそう返信すると、携帯を閉じた。


このまま私が姿を消せば、誰が悲しむんだろう


・・・誰が笑うんだろう


寝転んで夜空を見上げた


この広大な空を埋め尽くしてしまうほど星が輝いていた


キラキラと遊んでいるようだった


視界が涙でぼやけてしまう


この綺麗な光景をみたくて一生懸命にぬぐっても


それは止め処なく溢れ


冷え切った私の体をカッカッと熱していた


血のように熱い体感だった


自分が生きている証明であった


この先の未来に希望はあるの?


過去に縛られてそれで幸せなの?


なにもないままこのまま終わるの?


「・・・いやだよ」


それが私の答えだった


この日みた月は、半分に割れていてとても綺麗だった


わたしを元気にしてくれる


いつも見守っていてくれるような存在だった


わたしは起き上がると、ポケットから携帯を取り出した


そしてギュッと握り締めた直後、それを海の中へ投げ入れた




ドボンッ




私はこのとき、過去の自分を携帯にこめて自らの手で殺しました。

もう二度と過去を振り返らないように・・・そう心に決めて。






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Re: あの日の約束 〜海〜 ( No.1 )
日時: 2014/07/23 18:57
名前: くまもん





「可哀想に・・・おまえ声かけてやれよ!」「おまえがいけよ!」


「みてみて、あの子・・・育児放棄かしら?」


「お嬢ちゃん、どうしたのかな?おじさんが聞いてあげるよ・・・」


やめて・・・


やめて・・・


さわらないで・・・


逃げても逃げても、それは悪魔のような笑顔で私を追いかけてきた。


来ないで・・・


来ないで・・・



来ないで・・・ッッ!!!!




「ねえ、どうしたの?」




びっくりして思わず振り返った


そこには若い男が2人いた


「け・・・警察官?」


ひとりがクスクスと笑って近づいてきた


「そうみえる?」


20代半ばくらいにみえるその男性は不気味なくらいに微笑んだ


「・・・みえない」


あれ・・・なんだろう


彼は妙に安心感があった


「何歳?」


「・・・18」


彼は優しい口調で、私の心を包み込んだ


行く宛てのない・・・


頼る宛てのない・・・


こんな私に彼はいった


「じゃあ、俺の家に非難しよう?」


わたしはここで少し迷った


そして本当のことを言った


「わたし!実はね、17才なの・・・だから・・・」


「犯罪じゃんw俺しーらね!」


私の言葉にもうひとりの男が口を開いた


・・・もうこの人たちと関わらないほうがいい


私はそう思って、歩き出した


「待って!・・・ごめん!ああいう奴なんだ。行くとこないんだろ?危ないから、俺について来い」


私には・・・もう未来はなさそうだし・・・別にいっか


「うん」


そう返事すると、彼は嬉しそうに笑った


彼と2人で一緒に歩き出した


怖かった知らない街からこれでようやく抜け出すことができると安心した


ふと並んで歩く彼の方に目をやった


彼は前を見据えたまま、口がほころんでいる


その表情に私は思わず息を飲み込んだ


ドックン・・・ドックン・・・


心臓が高鳴りをあげる


どうか・・・この音が・・・伝わりませんように・・・











17才、あの夏の日の出来事 

彼との出逢いがこの先の運命を大きく変えた。

この時の私はそんなことを知る由もなく、未来は光り輝くものだと信じていた。


   メンテ
Re: あの日の約束 〜海〜 ( No.2 )
日時: 2014/07/23 19:36
名前: くまもん





「ほら、早く後ろ乗って!」


ヘルメットを渡され、彼は自分の後ろを指差した


「うん」


私が後ろにまたがると同時に、バイクは唸り声をあげた


勢いよく吹き付ける風・・・


どこへ向かうんだろう・・・


なにがおこるんだろう・・・


まあ・・・そんなこと


・・・もうどうでもいいか


バイクのスピードは勢いを増し、止まることを知らないようだ


信号待ちのたびに彼は後ろを振り返り、私に微笑んだ


ねえ・・・どうして笑っているの・・・


彼の声は街の騒音とバイクの音でかき消される


黙っていても、バイクは行き先にむけて唸り声を鳴り響かす


風になびいて、髪が揺れる


・・・自由になっていいんだよ


どこからともなく、そんな声が聞こえた


「怖い?」


信号待ちでまた彼が振り向いて、笑っていった


「・・・ううん・・・楽しい!」


私の気持ちは固まった


私のその言葉に彼は笑った


気づけば、私も一緒になって笑っていた


吹き付ける冷たい風・・・


暗闇の中をぼんやりと照らすライト・・・


その明かりの中を、バイクは走り去ってゆく・・・











自由を感じ・・・

光を感じ・・・

強さを感じた・・・


生まれて初めて、

もう少しだけ・・・生きていたいって思えた。

   メンテ
Re: あの日の約束 〜海〜 ( No.3 )
日時: 2014/07/24 12:08
名前: くまもん






愛はいくつあっても足りない


そんなことに気づいたのは、あなたに愛されたおかげです



暗い闇の空間が、宇宙の如く広がってる


その中に、ひとりの少女がいる


膝を抱えて、泣いてるようだ


彼女には無数の大人の手が迫っている


すると、どこからともなく声が聞こえてきた



ねえ、気づいて・・・


ねえ、笑って・・・


こんなにあなたを想ってるのに・・・


ずっと待ってるのに・・・待ってるのに・・・


























「おい!」


その声にハッとして私は目を覚ました


外ではジージーとセミが暑苦しく鳴いている


汗ばんだ髪の毛に指をからませながら、布団から起き上がる


ああ・・・ここは現実だ・・・


自分がどこにいるか気づくまでに、しばしの時間を要した


「怖い夢でもみたのか?」


男はケラケラと笑う


「そんなんじゃない・・・」


私は立ち上がった


「そんなことより仕事だぞ、準備しろ」



「・・・・・・はい」





























私は今日も、知らない誰かの天使≠ニなる


   メンテ
Re: あの日の約束 〜海〜 ( No.4 )
日時: 2014/07/28 17:35
名前: くまもん





大切なものは・・・

守りきる自信がないから、この手で叩き割ろう



海辺でみつけて拾ったよ

この白くてキレイな貝殻は・・・私の大切なもの。


いつか別れが来て、この貝殻を手放す時が来る

海辺にいるからキレイな貝殻なんだよ

道路に落ちてたら、


一体、だれがキレイだと拾い上げるの?




海の中へおかえり・・・



愛しいその貝殻を、私はこの海の中へ投げ込むの

そうして、

知らないだれかの手に渡ってしまうことを恐れるの


わたしの記憶だけを残して・・・

わたしの温もりだけを染みこませて・・・


きみの幸せは望んでない・・・

きみは私の・・・永遠の宝物・・・・・・・











あなたの存在を忘れるように・・・

私は何度でも、何度でも、



この海へ・・・想い≠投げ込む・・・



   メンテ
Re: あの日の約束 〜海〜 ( No.5 )
日時: 2014/08/18 21:24
名前: くまもん





現実逃避


名前も外見も好きなように変えて、自由に生きる


それをきれいごとや妬みでねじ伏せようとする人間は沢山いるけど


そんなことがごみのようにちっぽけに感じてしまうほど


私は、光り輝いていたんだ


泣けば誰かが抱きしめてくれて


笑えば誰かが褒めてくれて


怒れば誰かが優しく包み込んでくれて


そうされる自分を誇りに思って、そう生きることを、


どうして否定するの?


どうして縛りつけようとするの?


そんな存在が親というなら、一体なに?


愚痴をこぼして、感情的に暴れて、能天気に暮らす、


そんな親の方が幸せで、私もそうなれといわれるのは、なぜ?


なにが正しくて、なにを信じていればいいの?


私の出した答えは、なんでも間違えだと頭ごなしに否定して、


常識や正論ばかりを並べて、

親の世界観が世の中の世界観だと押し付ける。



それなら、いっそ死んでしまいたいよ・・・


そんな未来しかないのだというのなら、

私は間違ったガキだと否定されるのなら、

現実逃避をした今の幸せなまま死んでしまいたいよ


親の世界観に染まらないと、私はこの世で生きてたらいけないっていうんだから・・・



   メンテ
Re: あの日の約束 〜海〜 ( No.6 )
日時: 2014/10/12 13:07
名前: くまもん





愛を忘れようとしなくていいから


ただ幸せに笑えることができたなら


今日という日を、生きてゆける




汚いワタシと

綺麗なワタシ

汚いと笑われて

綺麗だと愛される

男性にはね・・・



幼いワタシと

大人なワタシ

人は勝手だから

ワタシという人間を勝手に決め付けては

楽しんでる

それでワタシの傷つく様子をみようと

バカにした眼差しでこっちを見る人たち・・・

それに応えようと悲しい表情をしてみせるワタシ


これで満足?



   メンテ
Re: あの日の約束 〜海〜 ( No.7 )
日時: 2014/11/03 14:08
名前: ゴンベエ


   メンテ

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