Re: 小説置場とか ( No.1 ) |
- 日時: 2015/08/27 22:21
- 名前: こつこ canvas
- ここは城下町のようににぎやかではないが、季節が穏やかに過ぎていく。
小さくて古い城。厳しい祖父と優しい母。クリスティーナは本当の身分も知らず、静かに育った。
丘の上にりんごの木がある。ティーナはそこがお気に入りだった。小鳥に餌をあげたり、本を読んだりして自由に過ごした。 ある日、いつものように丘をめざして歩くと、先客がいたようだ。 男は倒れており、頭から血を流している。 「どうしたの!?」 ティーナは男に駆け寄る。男は視線だけこちらに向ける。 「来るな、人間…」 ティーナは聞こえなかったのか、男の顔を覗き込む。男の顔色は土気色で、いくつかアザもできていた。 「おじいちゃまとお母様呼んでくるね!」 そういって、ティーナは城へ走っていった・・・
しばらくすると、祖父と母と医者を連れて戻ってくる。祖父は顔色を変えた。 「魔族かっ…!」 母はティーナをかばうようにきつく抱きしめた。男は人間とほとんど変わらない外見だったが、左右違う色の瞳と、顔色の悪さですぐに分かった。魔族に効果のある魔術を食らうと、このような顔色になるからだ。 男は力を振り絞り、体を起こす。 「薄汚い人間どもめ…!今すぐ全員殺してやる」 祖父は冷静に言った。 「待て。魔族よ。ここで殺して何になる?今のお前の体調から見て、あまり無理はできないようだが」 「うるさい!歴史から見てわかるだろう。貴様ら人間は…」 「ここで歴史の話をしても何もならない。治療なら私がしよう。回復したらとっとと帰れ。」 男は祖父をにらみつける。 「貴様らに騙されてたまるか…!」 そのとき、男のそばにいつの間にかティーナが林檎を持って立っている。 「ティー!なにしているの!戻ってきなさい!!」 母親がヒステリックに叫ぶ。ティーナは男にりんごを渡した。 「はい、おにーちゃん。喧嘩はだめだよ。これ、食べたら元気出るから…」 「黙れ!そんなもの食えるか!」 男はティーナの手を払いのける。林檎が宙に飛び、コロコロと転がっていった ティーナの大きな瞳からみるみる涙が溜まっていく 「う・・・うえぇぇぇぇぇぇぇぇん!」 ティーナは大きな声をあげて泣き始めた。冷静に対応していた祖父はティーナのもとへ駆け寄る。 「この…たわけものが!!この子が何をした!」 「俺を…殴るか。本気を出せば、ここ一帯を火の海にすることができるんだぞ」 「お前は何百年も生きているのだろう。お前は争いしか考えられないのに、たった5歳の子供でも林檎を与えようとした。・・・恥ずかしいことだとは思わないか」 男はしばらく黙る。ティーナは涙目で男をじっと見つめていた。
祖父は言った。 「一晩でも泊まっていきなさい。私はあなたに危害を加えるつもりはない」
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Re: 小説置場とか ( No.2 ) |
- 日時: 2015/08/27 22:25
- 名前: こつこ canvas
- 男は『イヴァン』と名乗った。
魔王の息子という本当の身分を人間たちに知られてはまずいので、偽名を使うことにした。 人間との戦争に備え、人間の国を知ろうと単身で入国した。万が一のことがあっても自分は大丈夫だろうとうぬぼれていた。しかし、運悪く大陸最強の魔術師に出会い、能力を封じられ、傷を負ってしまった。そして、10日間ほとんど飲まず食わずでここにたどり着いた。
母親は祖父に言う。 「お父さん・・・私は反対よ。もし、なにかあったら・・・」 祖父は自分の城でイヴァンを治療すると言い出したのだ。 相手は自分の娘に危害を加えようとした者なのだ。 「奴をこのまま野放しにするのもよくないだろう。ここでしばらくおとなしくしてもらって、あきらめて帰ってもらおう。」 本当は祖父も彼が怖かった。彼が上位の魔族であるということはなんとなくわかっていた。 しかし、怖がると相手は警戒する。なるべく感情を抑え、冷静に話した。そのとき、ティーナが林檎を持ってきて、はっとした。 争いをいつまでもしても意味はない。彼にそう教えたかった。
ティーナの祖父は、献身的に治療した。 「いくらお前が丈夫でも、あの魔術師に食らったらそう早く回復はできないだろう。一晩だけでも眠っていろ。そして気がすんだら帰れ」 祖父はため息をついて出て行った。
しばらくすると、幼い少女が部屋をのぞきこんでいるのが見える。イヴァンと視線が合うと体を隠す。しかし、その場から離れようとしない。 (怖いなら来なければいいのに) 恐る恐る涙目で部屋を覗き込んでいる。イヴァンは口を開いた。 「何か用か」 ティーナは答える。 「おにーちゃんってまぞくなの・・・?」 「そうだ、魔族だ。人間の大嫌いな魔族だ」 早く出て行ってくれ。 彼の思いとは反対に、ティーナは本を持って駆け寄ってくる。 「うそ!おにーちゃんはどれにも似てないよ!」 イヴァンは本を適当に開く。そこには複数の魔族が描かれていた。 イヴァンは説明をする。 「これは仮の姿だ」 「本当は違うの?」 「ああ。本当はもっと大きい。この城と同じぐらいでかいぞ」 今は魔術で封印されているが、翌朝になったら徐々に解放されるだろう。 それを聞いたらふつうは怖がるだろうと思っていた。しかし、少女の目は意外なことに輝いていた。 「すごーい!すごーい!」 (この子には魔族という概念を勘違いしていないか?) 目を爛々と輝かせ、イヴァンをじっと見る。
そのあと、ティーナは「ゆっくり寝ててね、おやすみ」と彼の頬に口づけをして、パタパタと走って部屋を出て行った。 イヴァンは口づけをされた頬を抑える。 (あ、あいつそそっかしいな・・・) ティーナは本を置いていったままだった。仕方なく、ツヴァイは本をぱらぱらとめくる。
それは、人間と魔族がともに平和に暮らしているという物語だった…
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Re: 小説置場とか ( No.3 ) |
- 日時: 2015/08/27 22:28
- 名前: こつこ canvas
- イヴァンは本を持つと、魔術で不自由な体を引きずり、ある部屋へ向かう。
祖父の書斎だった。イヴァンは声を荒げる。 「おい、どういうことだ。あてつけか」 祖父は何かを紙にかいているまま、顔をあげずに返事する。 「今、黙っていてもらえないだろうか。」 そして、「そこに座っておけ」と椅子を指さす。彼の城で暮らしていた時とは考えられないほどの古くてぼろぼろな椅子だった。
書き物が終わったようで、祖父は背伸びをした。その紙には数字や記号がみっしりと書き込まれていた。ようやくイヴァンのほうに視線を向ける。 「で、何の用だ」 「ガキがもってきやがった。これはなんだ、あてつけか」 祖父は本に視線を向ける。 「ああ、お前に持ってこいと言った覚えはない。ティーが勝手にもっていったんだろう、気にするな」 「ふん・・・」 イヴァンは面白くないという風に本をめくる。人間と魔族が協力して建物を作っている挿絵があった。 祖父は言う。 「その本、面白いだろう」 「別に・・・くだらん」 イヴァンは顔をしかめて本をパタンと閉じる。その本に書いてあることが信じられないことばかりだった。
人間側の神話 はるか昔、女神がさまざまな種族を作った。人間、動物、植物、魔族… 女神は彼らの生活が豊かになるようにさまざまなものを与えた。彼らは知恵を絞りながら、生活を営んだ。 しかしある日、魔族が人間の女に一目ぼれして、女を連れ去った。それから人間は怒り狂い、女神にそのことを報告する。人間の生活を乱した魔族に対して怒った女神は人間に協力して魔族と戦う知恵を与える。そのおかげで長い戦いが始まった…
魔族側の神話 はるか昔、女神がさまざまな種族を作った。人間、動物、植物、魔族… 女神は特に人間を気に入り、知恵を与えた。ほかの種族よりもずば抜けた知能を持つ人間は、どの種族よりも発展した。 やがて、人間はほかの種族を見下すようになり、自分の発展のためならほかの種族に対して危害を加えるようになった。 これを見て怒りに触れた女神は、人間だけを追放した。しかし、知恵を持った人間の暴走は止められず、女神と戦おうとする。 魔族は女神を守るために、力を授かった。
しかし、ティーナが持っていたこの話は違った。 はるか昔、女神がさまざまな種族を作った。人間、動物、植物、魔族… 全ての種族は協力して生活していた。協力し合えば、さらに発展すると信じた彼らは、全ての種族で力を合わせ、様々な力と知恵を出し合って、巨大な建物を作ろうとした。 これに怒り狂い、自分を超えてしまうと恐れた女神は建物を壊し、種族をバラバラにしてしまう。そして種族同士争わせることにした。 争っていれば、発展することもなく、自分に刃向うことはないだろう。そう考えていた。 そして、力のある魔族と知恵のある人間が争いの中心となる・・・
祖父は言う。 「神話ってものは、それぞれの国のアイデンティティーなんだよ。自分の国を悪く書くバカはいない。お互い自分の都合のいいように多少脚色してるだろ。」 イヴァンは手を震わせる。 「我らがうそをついているだと…!?この本こそ嘘っぱちだ」 彼が幼いころから、身分が高い教師たちは皆一様に人間は敵だと教えてきた。 たかが一冊の本で揺らぐわけにはいかなかった。 「私だって、その時代に産まれていないから真実はわからんよ。でもな、いろんな話があって楽しいじゃないか。人間と魔族が手を取り合えば…きっと世界はこの物語のように、もっと豊かになるだろうな」 祖父はイヴァンの様子に苦笑して、「早く寝ろ」と促した
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Re: 小説置場とか ( No.4 ) |
- 日時: 2015/08/27 22:29
- 名前: こつこ canvas
- 翌朝になると、体も回復してきた。
人間の国と戦うならば、暮らしや考えを知らなければならない。思わぬところに大きなヒントが転がっていることもある。 イヴァンは彼らに興味を持ち、しばらく生活してみたいと思った。 祖父は「気が済むまでやっておけ。ただし、本性は出すなよ」という。 気づかれているのだろうか。しかし、祖父はこれ以上彼を言及しなかった。
もっとも気になったのはティーナだ。いや、いつも近くをうろちょろしているから視界にいつも入っているだけなのだが。 「ガキ、目障りだ。踏むぞ」 そういうと、ティーナは距離を取ってイヴァンを遠くから眺める。そうすると、余計に気になるので、好きなようにさせた。すると、嬉しそうに近くを歩き回る。 あまり外から人が来ないので、魔族が珍しいだけなのだろう。
とにかくすぐに泣く。こけて、血を見ると驚いて泣く。 (貧弱すぎる…) 魔族ならばこれぐらいのことで血を出したり、騒いだりしない。 ワンワン泣いているティーナを抱き上げる。体は小さくて柔らかい。手入れされている身体からいい匂いがする。その匂いや感触が心地よいと思った。 そしてティーナは抱き上げられて安心したのか、泣き疲れてうとうとと眠ってしまう。 「こら、寝るな!自分の世話は自分でしろ!」 「ん・・・」 体をゆするが起きる気配がない。そのまま寝息を立ててしまった。仕方なく、イヴァンは彼女を寝室へ送ることにした。
彼女を寝室まで運び、寝台に下してやる。 彼女の身体から香るにおい。その匂いに誘われるようにイヴァンはそっと唇に口づけをする。 (甘い・・・) 人間を攫って奴隷にしたがる魔族の気持ちがわかる。この味をいつでも楽しむことができる。この子がそばにいたら毎日がどれだけ楽しいことだろう。 毎日うろちょろして、予想外の行動をして、泣いて困らせて… (いや、手間がかかるだけだ) 即座にその考えを打ち消した。 自分はあと少しで王になる身だ。人間など、必要はない。
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Re: 小説置場とか ( No.5 ) |
- 日時: 2015/08/27 22:32
- 名前: こつこ canvas
- その夜。大雨が降り、川が氾濫していた。
領地にいる女と子供は避難させ、男は村を守るために堤防を作ることにした。 「そこ、崩れかけているぞ!もっと土嚢を詰め!」 祖父は男たちの指示をしていた。水のエネルギーは恐ろしいことを知っていた。一歩間違えると、多くの命を失うことになってしまう。
イヴァンは窓から外の様子を見ていた。 部屋の外から、ティーナと母親の声が聞こえる。 「おじいちゃまは・・・?」 「おじいちゃまは、この村を守ろうと戦っているのですよ。私たちは祈りましょう」 泣き虫なあの子のことだ。多分また、ティーナは泣きそうになっているだろう。イヴァンはそう思った。 祖父の顔が思い浮かぶ。
『お前は争いしか考えられないのに、たった5歳の子供でも林檎を与えようとした。・・・恥ずかしいことだとは思わないか』 『人間と魔族が手を取り合えば…きっと世界はこの物語のように、もっと豊かになるだろうな』
イヴァンは急いでマントを羽織り、部屋を出る。 「おにーちゃん!」 ティーナはイヴァンのもとへ駆け寄る。 「おじいちゃまをたすけて・・・」 「ああ、助けてやる。だからここで待ってろ」
人間はツヴァイを魔族だとわかると、真っ先に危害を加えてきた。魔術師を連れてきて、能力を封じると、魔族に対し、侮辱的な言葉を吐いた。 殺してやる。人間など、俺の代で絶滅させてやる。そう思っていた。 しかし、祖父は違った。恐れもせず、同じ目線で話しあってくれる。 このような人間もいるのかと考えがいつの間にか変わっていたことに彼は気づいていなかった。
川の流れと水の量はさらに勢いを増した。 「もうだめです、ここはもう・・・!」 祖父は考えた。 (もうだめかもしれない・・・そろそろ引き際か・・・?) しかし、大切な娘と孫の顔が思い浮かぶ。 「死にたい奴と、家族をまもりたい奴だけはここに残れ!去る者には特に言及しない!」 そのとき、イヴァンが走ってきた。 「おい、そこをどけ!」 祖父は振り向いて、叫ぶ。 「ここはもうだめだ、お前がいても役には立たない!」 いや、イヴァンには考えがあった。力を発揮して、本当の姿を現す。
大きな黒い龍は、川の流れをせき止めるには十分だった。 祖父も周囲の者も目を見開いて、見守っている。足が動かなかった。 だれも、彼に危害を加えようとせず、ただその様子を見守っていた…
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Re: 小説置場とか ( No.6 ) |
- 日時: 2015/08/27 22:34
- 名前: こつこ canvas
- 夜が更けるころには、雨は小雨になっていて、川の流れも穏やかになった。
イヴァンは人間の姿に戻る。 祖父はイヴァンの近くへ歩み寄った。 しばらく沈黙が続く。村人も一歩も動こうとはしなかった。 沈黙を破ったのはイヴァン。 「本性を現して済まなかった」 祖父はフッと笑った。 「いや、君が謝るよりも、こちらが感謝すべきだ。・・・さあ、帰ろう。ティーが待っている」 黒い雲の間から太陽の頭が現れ、光が差し込む。太陽の光が村を照らし始めた。まるで、イヴァンと村人たちの働きをたたえているかのようだった。
城の入り口でティーナたちが待っていた。 「おかえりなさい!」 「ティー。ただいま。いい子にしてたな」 祖父はティーナの頭をなでる。朝日に照らされたティーナの笑顔が輝いて見えた。 ティーナの母親は、イヴァンを見ると頭を下げた。 「本当に、ありがとうございます…っ!」 その眼はうっすらと涙が浮かんでいた。使用人たちや兵隊たちもイヴァンに感謝の言葉を口々に言った。 魔族が人間に感謝されることがあっただろうか。 複雑な気持ちになる。今まで自分は人間を強く憎んでいたはずなのに、この人たちを見ると、この生活を壊してやろうという気持ちにはなれない。 今まで憎しみや恐怖の視線以外見られたことがなかった。笑顔で感謝の言葉を言われるのは初めてで戸惑ってしまう。 祖父は言う。 「素直に感謝は受け取れ。お前は英雄なんだ。」 イヴァンは無言で頷いた。
しかし、その状況は長くは続かなかった。 正午前になると、多くの村人が城に詰め寄った。 「なぜ、魔族がここにいるんだ!」 「あんなでかいのがいたらこの国は終わりだ」 「まさか人間を裏切るつもりか」 村人たちのなかには兵士も混じっていた。祖父は眉をしかめ、答えた。 「お前たちの村を守ったのは、あの魔族だぞ…。彼の恩を忘れたというのか」 村人の一人が言う。 「ええ、感謝しています…。でも、あいつは魔族です。何をするかわかりません。神話の時から人類の敵でしょう!わかりあえるはずがありません。捕えて王様に伝えたほうがいいのでは…」 「バカ者!!あの者がいなければ、お前たちや家族が命を落としたのかもしれないのだぞ!感謝でさえ足りんわ!」 それでもしばらく魔族を追放しろ、恩知らずが、と平行線のまま議論は続く。 年齢のせいかあまり体力がない上に、雨でぬれて疲れてしまった祖父は体調を崩し、議論は中断してしまった。
部屋で休む祖父にイヴァンは言う。 「俺は、あまり長居してはいけないようだな」 「すまねぇな・・・。」 祖父はかすれた声で謝罪する。うなだれているその体は小さく見えた。 イヴァンは励ますように言う。 「仕方ないさ。歴史のせいだ。短い間だったが、貴殿のような人間がいると分かっただけでいい。こちらこそ、感謝する」 「人間と魔族が共存できる世界になったら、またここに来い。子孫に語り継いでおこう」 祖父は一冊の本を手渡す。それは、以前読んだ新しい神話だった。イヴァンには夢を託されたと思えた。 ぜったいにこの夢をかなえてやろう。種族を超えて笑顔で暮らせるようになろう。そう誓った。
イヴァンは魔族の国へ帰国することになった。 ティーナはイヴァンを見上げる。 「おにーちゃん、帰っちゃうの…?」 「ああ。お別れだな」 すると、ティーナはイヴァンの服をつかみ、引っ張ったり飛び跳ねたりしている。 「いや!いやいやいや!おにーちゃんずっとここにいて!」 イヴァンはどうしていいか戸惑う。本当なら、もうしばらく傍にいたい。ティーナのことをもっと知りたいと思っていた。その時、祖父の怒鳴り声が聞こえる。 「ティー!魔族に触れるんじゃない!!」 ティーナはびくっと体を震わせる。そして、少しずつイヴァンから離れていった。 イヴァンは言う。 「人間と魔族が仲良くできるようになったら、迎えに行くから待ってろ」 ティーナは背を向けて、走り出した。 しばらくすると、林檎を持って戻ってくる。 「はい、おにーちゃん!途中でおなかすいたら食べてね」 イヴァンは林檎を受け取る。 本当はここで彼女を連れ攫いたかった。しかし、それは共存とは大きくかけ離れていると思ったので、とどまった。 もっと堂々と彼女のそばにいられるようにしよう。そう誓った。 それまで10年ひたすら待ち、人間と魔族が共存できるように奔走した。 そのとき、ティーナが王の隠し子としてふびんな生活を強いられていると聞いた時、いてもたってもいられなくなる。彼女だけでも幸せにしてやろうとちかった。
このりんごの木は、ティーナからもらった林檎の種から栽培したものだった。 あの時と同じ、赤い実をつけ始めている。
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残しておくからな ( No.7 ) |
- 日時: 2016/08/25 22:49
- 名前: kotuo canvas
- Re: Let's talk 「202」 ( No.47 )
日時: 2016/08/25 17:21 (openmobile)名前: ボス6◆PrDGuVmz79Q
早くしろよ馬鹿野郎
メンテ
Re: Let's talk 「202」 ( No.48 ) 日時: 2016/08/25 17:25 (openmobile)名前: ボス6◆PrDGuVmz79Q
おうー聞いてんだよ
紙どした紙ー 添付:1472113533-1.jpg メンテ
Re: Let's talk 「202」 ( No.49 ) 日時: 2016/08/25 17:36 (openmobile)名前: ボス6◆PrDGuVmz79Q
おうー田舎大将 早くしろよ! 東京は時間に日本いち厳しいんだよ
田舎ぼっとん便所野郎には分かんねーか笑
メンテ
Re: Let's talk 「202」 ( No.50 ) 日時: 2016/08/25 17:48 (openmobile)名前: ボス6◆PrDGuVmz79Q
俺がワザワザ聞いてやってんだから早くしろよ馬鹿野郎
クソつまんねースレのくせに
メンテ
Re: Let's talk 「202」 ( No.51 ) 日時: 2016/08/25 18:51 (openmobile)名前: ボス6◆PrDGuVmz79Q
おうーホルモン食うてたわい
やった事の責任とれよ
一生終わんねーぞ
俺がビジネスの時チロチロ来やがってからに
メンテ
Re: Let's talk 「202」 ( No.52 ) 日時: 2016/08/25 18:56 (openmobile)名前: ボス6◆PrDGuVmz79Q
おうーゴォウラー早くしろよ!馬鹿野郎
メンテ
Re: Let's talk 「202」 ( No.53 ) 日時: 2016/08/25 19:06 (openmobile)名前: ボス6◆PrDGuVmz79Q
お前何やってんだよ、びびってんのか?笑 クソつまんねースレしかする事ないくせに笑
文句があるなら言ってこいよバーカ!
メンテ
Re: Let's talk 「202」 ( No.54 ) 日時: 2016/08/25 19:09 (openmobile)名前: ボス6◆PrDGuVmz79Q
時間の無駄なんだよ馬鹿野郎 早くしろっつてんだろ馬鹿野郎
メンテ
Re: Let's talk 「202」 ( No.55 ) 日時: 2016/08/25 19:13 (canvas)名前: こつこ
ボス6さん やめなよ。 最近おかしいよ? お酒でも飲んでるの?
黙ってたけどさ、人のスレに入って連続でレスして暴言はいてるの、荒らしと変わらないよ。 ドクオさんやアイクンとやってることが変わらないよ。
最低限、自分のスレだけにして人のスレに入るのやめようよ。迷惑だよ。
メンテ
Re: Let's talk 「202」 ( No.56 ) 日時: 2016/08/25 19:14 (openmobile)名前: ボス6◆PrDGuVmz79Q
お前がいる限り一生続けるからな (キッカケはお前が売って来たんだからな)
メンテ
Re: Let's talk 「202」 ( No.57 ) 日時: 2016/08/25 19:16 (canvas)名前: こつこ
もし、あのレスがジョーカーさんじゃなかったとしたら? 別人だったらどう責任とるの?
プロパイダだけで同一人物とか判断したらダメだよ。
メンテ
Re: Let's talk 「202」 ( No.58 ) 日時: 2016/08/25 19:21 (openmobile)名前: ボス6◆PrDGuVmz79Q
こつこさん だって喧嘩売って来たんだもん ヤラレぱなしはあかんやろ
もうちょっと我慢して
こつこさんには迷惑かけんから
メンテ
Re: Let's talk 「202」 ( No.59 ) 日時: 2016/08/25 19:22 (au-net)名前: 匿名
お〜、なんかエライ事になっとんなぁ。 何があったかはワイはしらんけど、あんま一方的に書き込まん方がええで? スレの外からアンタをブチのめそうと正義気取りの奴が いっぱい来るから これ以上続けたらウザい目に会うんはアンタやで?
これは警告や アンタに恨みなんや無い 一応警告や その辺理解頼んだで
メンテ
Re: Let's talk 「202」 ( No.60 ) 日時: 2016/08/25 19:24 (canvas)名前: こつこ
で、そのレスがジョーカーさんだという証拠は? [n]って人と[ジョーカー]さんが同一人物だって思ったの?
あなた大人なんだよ? 私よりもずーっと年上の。 ケンカ売ってきたからってビジネスでもそんなことやってたらつぶれるのわかってるよね
我慢はね、私一人がやってるわけじゃないの。 あなたのスレに注意やアドバイス人みんながやってるの。
あなたもおじさんと同じ、「注意もアドバイスも聞かないんだねー」ってなるよ。
メンテ
Re: Let's talk 「202」 ( No.61 ) 日時: 2016/08/25 19:30 (openmobile)名前: ボス6◆PrDGuVmz79Q
分かったよ auネット その大阪なまり、ウザいよ
メンテ
Re: Let's talk 「202」 ( No.62 ) 日時: 2016/08/25 20:29 (au-net)名前: 匿名
うーん、なまってるとか言われる筋合い無いんやけどなぁ〜... ウザい? 悪いけどそのまんまアンタに返すわ アンタのあの一方的な書き込み、ホンマ見てて不快やわ、不愉快やわ アンタ、人になまっててウザい言う前にまず自分が迷惑掛けとん分かったら? 自覚が無さすぎるよ 分かったよ?何が分かって言ってんねん 言うてみいや 何が分かって言うとるんか説明せいや 人になまっててウザい言うとる時点でアンタは分かってない 人に迷惑掛けとる事すらわかってない 人にウザい言う前に自覚力付けや キレて人に文句言うんはそれからや
メンテ
Re: Let's talk 「202」 ( No.63 ) 日時: 2016/08/25 20:32 (openmobile)名前: ボス6◆PrDGuVmz79Q
何が迷惑なんだ、言ってみろ後付け野郎
メンテ
Re: Let's talk 「202」 ( No.64 ) 日時: 2016/08/25 21:08 (openmobile)名前: ボス6◆PrDGuVmz79Q
ちゃんちゃんで終わりにしときゃいーのに 俺だって無差別にやってる訳じゃねーよ 悪いけど分かるんだよ 俺だって間違ってたら謝るし、レスも消す
スレ乱立野郎がドクオの真似してやってんのか
どこの田舎にいるか知らねーけど
東京は犯罪が多いんすよ、だから阻止しなきゃならないんすよネットでも (俺の力なんて微力ですけど)
メンテ
Re: Let's talk 「202」 ( No.65 ) 日時: 2016/08/25 21:21 (ppp)名前: Joker◆EBs0RAiv6XY
>>56 いやぁ俺知らねーわw 今日始業式だったし(*´ω`*) 野糞はアイ◯ンよりたちが悪いからやめましょ
メンテ
Re: Let's talk 「202」 ( No.66 ) 日時: 2016/08/25 21:26 (openmobile)名前: ボス6◆PrDGuVmz79Q
↑そうだね、俺のスレのレス消えたら俺も消すわ じゃ\(__)
メンテ
Re: Let's talk 「202」 ( No.67 ) 日時: 2016/08/25 21:33 (ppp)名前: Joker◆EBs0RAiv6XY
それはnさんが消さないと消えないな
メンテ
Re: Let's talk 「202」 ( No.68 ) 日時: 2016/08/25 21:35 (openmobile)名前: ボス6◆PrDGuVmz79Q
消してくれんじゃねーの メインの方だけでええけどねん
メンテ
Re: Let's talk 「202」 ( No.69 ) 日時: 2016/08/25 21:40 (ppp)名前: Joker◆EBs0RAiv6XY
えー、俺全く関係ないし、どうでもええし
メンテ
Re: Let's talk 「202」 ( No.70 ) 日時: 2016/08/25 21:44 (openmobile)名前: ボス6◆PrDGuVmz79Q
じゃそれでいいんじゃない 俺のヤツ消えたら俺も消す、そういう事で…
メンテ
Re: Let's talk 「202」 ( No.71 ) 日時: 2016/08/25 21:52 (ppp)名前: Joker◆EBs0RAiv6XY
いや、良くねえッス そもそも俺何もしてないのにブリブリとw
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